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「Tobacco Island」





良い動画について考えてみよう。




ニコマスという一つのコミュニティで僕らは動画を視聴したりマイリストに入れたり
中にはブログで紹介していたりする。
その数字や文章で作り手側のモチベーションを左右させてしまうというのは
各所での話を聞く限りかなり普遍的な事象であるようだ。
動画をマイリストに入れるということは、その他の動画を切り捨てているという事実に繋がる。
望む望まざるに関わらずその1クリックがコミュニケーションとして成立しているならば
せめてその意味を明確に持たなければ不実に当たるだろう、と僕は考える。
「お前はこんな動画をマイリストに入れるくせにこれは入れないのかよ!」
という抗議を跳ね返す言葉が常に必要となる。
ましてやブログなんてものを構えて1つの動画をプッシュするなら
さらにその濃度は極端に濃くなっていくだろう。

ここで一つ疑問に思う事がある。上に書いた「明確な意味」というのは即ち
「良い動画の基準」と呼ばれるものになっていやしないだろうかと。
この動画はシンクロしているから好きだ、上手い演出が入っているから好きだ、
それはシンクロや演出を基準として大上段に上げて格付けする行為に他ならない。
そんな考え方でいるといつの間にかまるで工業製品を選別するかのように
良い動画悪い動画を見るというなんともかったるい状況に陥ってしまうんじゃないか。
最悪だ。如何にヌキピカをセンス良くやるかを競う時代が来てしまう。

動画を視聴しマイリストに放り込みブログを書くという事を頭でっかちに考えると
こんな恐ろしい結論に達してしまう。
ではどうすれば良いかというと、単純に動画を見て単純に感想を述べれば良いんだ。
「良い動画の基準」なんてものは存在しない。
あったとしても個々の動画の多様な素晴らしさに比べれば小さい小さい話だ。
他の動画(或いは集合的に考えられる「良い動画」という概念)と比較して
ここが良いとか悪いとかについて感想を書くのは、多分
その動画の一番うまみの詰まった部分を無視してしまう事になるだろう。
単純に一言で済ませるなら、「みんなもっと動画そのものを見て楽しもうぜ!」って感じ。

こんな長々と前置きを垂れて本作の感想に移るが、
この動画の芯たる部分は楽曲と映像の”全面的な”シンクロにあると思う。
大事なことだからもう一回言うが”全面的な”シンクロだ。
こんな合わせ方をするPは多分他にいないと言えちゃうくらい純然たるオリジナルの個性だ。
楽曲の全構成要素に対して映像の全構成要素を以ってぶつかる
究極のダイナミズムがこの動画の頭からケツまでを貫いている。
極端な話をすれば音の隅で鳴ってるギター(じゃなくて民族楽器的な何かかも)さえもが
何らかの形で映像に反映されているということだ。
それも雰囲気とかの抽象的なレベルじゃなくて、もっと意識的ななにかとして描かれる。
バンドサウンドが炸裂する0:20~はやっぱり4人が登場しなきゃだろうとか、
或いはドラムからくるビートをエフェクト的なものとして解釈して
基本となるリズムをベースから構築するするようなダンスが全編に渡ってたりとか、
端的に言えば楽曲に対する把握の容量が凄まじい動画なんだろうと思う。

たばこやよ

Till the butcher and his crown!


この動画にはいたく感激して初見時に仲間内で見せて絶賛しようとしたが
返ってきた反応はそれほどでもなく、ちょっとしょんぼりした という事があった。
(そういう事は結構よくある事で珍しくもないのだけれど)
曰く、1:32~や2:10~の画面に被せられるエフェクトは抑えた方が
良い動画になると。そんなような事が婉曲的に話された。
その時はそこを否定する言葉が出ずに引き下がったわけだが、
どうにかこの感情を言語化したくて冒頭の文みたいなことを考えてみた次第だ。

たしかにそのエフェクトは画面の中のアイドルの姿を阻害しているだろう。
単純なビート感ならダンスをクリアに叩き込んだ方が効果が高いというのも頷ける。
その辺のことをもろもろ総合してこのエフェクトを「マイナス」だというのは正しいと思う。
だがそういう考えで修正を加えると、間違いなくこの動画は死んでしまうだろう。
そのことを説明したくてここまで文章を書いてきたつもりだ。
現在のニコマスというものを大掴みに俯瞰して考えると、こういう
「良い作品」に対する漠然とした信仰がたまに感じられる事がある。
(ここのところ隆盛な合作動画はさらにその傾向が強まるシステムだ)
この動画はそんなのお構い無しにひたすら格好良く綴られる。
2chスレなどでよく「頂点P多すぎないか?」の問いが沸き起こった時にそれに対して
多角形や剣山の形になぞらえて解説されたりしていたが、
無人の野を往くPは全員頂点だと、最近は本当に強く思う。
                                                 (ぼねP)

P.S. ぼねPとぼねPの動画に対するエゴイスティックな謝罪
もう誰に謝ろうとしてるのかもさっぱりわからないが、
ぼねPの動画を今まで記事に書けなかった事と
書いてもこんな自分の主張を補強するための記事みたいになってしまった事と
これからも多分書けないであろう事を
すごく謝りたい。語彙と文章力がなくて本当にごめんなさい。
死ぬほど好きな動画とPに対してはどんなに言葉を尽くしても足りない。
ただ褒めるしか出来なくて、ただ褒めるだけだと薄っぺらな言葉にとられるようで
そんな無限ループ。無間ループ。
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新しく彼女たちと道を歩む婿固め<マスヲホールド>です。
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