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THE IDOLM@STER WAKAMURA RECYCLE VOL.02 (meets Perfume)




全曲感想などをしてみよう。



zoome版
↑こっちを見ながら書いてるので微妙な食い違いがあるかもないかも。

・00.
 とても商業臭い題字。わかむらPをブランドとして捉えるならきっと
 この一枚絵にかかる比重は思うよりずっと大きい筈だ。
 アイドルや動画自体を完成品としてパッケージすることがPの特質だと前にも書いたが、
 それを地で行くような導入に思えた。
 これから17分間のクオリティを約束してくれているような一枚絵。

・01.ポリリズム
 そして流れてくるのはお馴染みの艶やかな自動抜き。
 1曲目のド頭では抜かなきゃ嘘だろう。
 全編通して言えるのは、わかむらPの抜きはエフェクトを画面に被せる感じで、
 (よく「画面を汚す」と表現される)クリアにアイドルを投射するのはあまり見られない。
 この動画を見て画面に入りたがる紳士はいないんだろうなと思った。
 1曲目、ポリリズム ということで尺は長めで、この曲だけで入り口の役割を果たしている。

・02.SEVENTH HEAVEN
 この楽曲の印象として、切ない部分と暖かい部分が等分に割られたサウンドに
 なっているが、動画ではメドレーの切り方もあいまって暖かい部分が強く描かれている。
 (ともPの同曲の動画は逆に切なさが詰まっていて、透明な空気感が漂う)
 そんな”暖かく規定された”リードギターのリフを抜けると、上でレアだと書いた
 クリアな像のアイドルたちが現れる(それでもかなり加工されているんだけど)
 02:57の美希の表情は、コラボPVとして「自分の曲ではない曲を演る美希」の顔だ。
 わかむらPというガチガチの世界観を定めるPの動画の中でさえ美希が美希らしいのは
 見ていてすごく嬉しくなってしまう。

・03.チョコレイト・ディスコ
 そしてまたアイドルはガチガチな世界観の中に幽閉される。
 Perfumeとのコラボでありテクノ・ポップの曲に乗せる映像として、
 この縦回転寿司や小さな箱の中で歌う姿はその緻密さや繊細さを凝縮して
 見ている僕たちに投げかける力を持っていると思う。
 Perfumeの曲はそういう無機的な属性で外殻を覆いながら
 一方で内部には歌手としての歌声のリアリティが込められているわけだが、
 (わかむらPのPerfumePVは常にそこを表現してきたと思っている)
 横に走る走査線のエフェクトを破っていつものステージに回帰する姿は
 無機質さとリアリティの両面に、すーっと活力を通してくれる。

・04.Baby cluising Love
 プロジェクト第一弾としてリリースされたBcLがここで登場。
 Pの既存作であるPSPS、チョコ、TSPS(いずれも修正前)に比べ明らかに
 動画の感触が違っていて、最初からこのRECYCLE2を意識して作られているとよくわかる。
 艶やかな抜きによるViステージと通常のDaステージ(と便宜上呼ぶ)の
 切り替わりが、本当にPVっぽくてプロ臭さがにじみ出てる。
 05:55からの一節は、このRECYCLE2の中でもすごく芯に近い部分で、
 数々の手法を凝らした17分中で一番ニュートラルな位置に置かれている気がする。
 きっとリリース1作目のこの曲にはそういう役割も与えられているんだろうな。

・05.Wonder2
 01.ポリリズムのような雰囲気を持たせて一度画面を落ち着かせながら、
 ビートとカメラカットはどんどん前のめりに倒れていく。
 04.Baby cluising Loveからの包まれるような雰囲気を払い、代わりに透明度の
 高い空気に入れ替えて(それが出来るのはPのエフェクトの多彩さの証明になるだろうが)
 見る側の視野を広げてダンスと歌のステージを流れるように送り出す。
 それは次に繋がっていく06.Twinkle Snow Powdery Snowへの下地にもなっているだろう。
 また、この曲は(07.セラミックガールのようなDa曲でもないのに)インカムが使われている。
 距離を隔てたカメラよりも近くにあるマイクがウィスパー気味の声を耳元に届けて、
 二つの距離感を同時に知覚させる。すげえどきどき。

・06.Twinkle Snow Powdery Snow
 前半に偏って置かれているシングルカット組の最後の曲。
 最初の単品うp時点からコンセプトはスタンダードで王道であり、
 それがそのままメドレーの中に同じ芯と役割を持ったまま埋め込まれている。
 ここから更に加速度を増していく中で、最後に安心して錨を下ろせる曲として
 しっかりとした地盤を求められているようなポジションだ。
 僕はPの作の中でこれとPSPSは対になっているように思っていて、
 再生数的なイメージを取り払ってしまえるのならTSPSをラストにして
 ここにPSPSを持ってくるのもアリだったように思える。
 そういうこの曲と動画だからこそ、この6曲目に座らせることが出来るんだろうな。
 出だしのダンスはかなり特徴的で、美希美希千早千早雪歩雪歩と
 2回ずつ同じ振り付けをMid→Upと重ねて次のカットで3人をまとめている。
 わかむらPは1曲あたりに使う振り付けの曲数は決して多くはないが
 こういう変化の付け方でアクセントを出している。

・07.コンピューターシティ
 個人的にはこの曲と次の08.エレクトロ・ワールドが15曲の中でも心臓部にあると思う。
 というのも今回のメドレーはただのPerfume楽曲とのコラボPVというよりは
 ニコマスのPerfumem@sterという一連の流れを強く意識した作りになっていて、
 その中でこの2曲はPがニコマスに来る前からすでに確たるイメージが築かれていた曲で、
 わかむらPが真っ向から自分色にリプロデュースしなければこのメドレー自体が
 成立しないかもしれなかったぐらいにデカい2曲だからだ。
 もう一つのデカい要因が、ここまでの01.ポリリズム、02.SEVENTH HEAVEN
 03.チョコレイト・ディスコ、04.Baby cluising Loveで要所ごとに使われてきた
 「アイドルに走査線が被せられる」エフェクトが、この2曲に集約されているということだ。
 (この後にそのエフェクトが使われるのは、趣の少し違う12.コンピュータードライビングと
  ラストの15.パーフェクトスター・パーフェクトスタイルだけになっている)
 そういう意味でここが一つのピークでクライマックスとしての役割を持っているように思う。
 この曲では、僕がコメートさんPのエレの記事に書いたような事が
 まるまるコンセプトとして収められてるようでいながら、それを演出として割り切って
 あくまでも雪歩たちが演じてわかむらPが編集した生気のある映像として出力される。
 特に09:07~はクリアに(そしてセピアに)映し出されるアイドルたちの
 静かに慈しむような視線と一瞬だけリンクする。
 だが本当にそれは一瞬だけで、すぐに感度不良になり濁流に呑まれ次の曲に繋がる。

・08.エレクトロ・ワールド
 07.コンピューターシティの所でも書いたが、ある意味この2曲はRECYCLE2のための
 課題曲であり、乗り越えなければいけない壁として横たわっていたものだ。
 (勿論誰かに強制されるものではなく、恐らくP自らが自分に律してそう決めていたと思う)
 この曲では、Daステージ部分は初代エレクトロの振り付けを多分意識的に踏襲して
 その分土色の暖かな色調でコンセプトの違いを明確に打ち出しているんだろうと思った。
 対してViステージ部分ではいつにも増して暴力的な映像の洪水を起こし
 更には曲のカットに留まらない大胆なアレンジを施して見る者をKOさせる。
 これまでPerfumem@sterとして出されてきたどの同曲とも別種で、
 この3人は決してエレクトロ・ワールドに溶け出したりはしない血肉を持った3人として
 強い輪郭を宿し輝きを放っている。
 (このメドレーで「ああ もうすぐ 消える エレクトロ・ワールド」の歌詞が
  入れられていないのがそれを更に補強する。繋ぎが悪くなるからって理由かも知れないが
  結果俺がそこに感動したからそれはどうでもいいんだ)
 というかこの曲をこんなに激しく仕上げてしまうPは多分他にいないだろう。
 そういう新しい価値観をこの曲で示してくれた。

・09.セラミックガール
 怒涛の前半戦が終わり、ここからは新世界。
 この曲と10.Puppy Loveは割りと17分の中でもメリハリのメリにあたるパートで、
 抜き演出や過剰なエフェクトを抑えてダンスとカメラカットで動画を構成している。
 綺麗な4ッ打ちのバスに突き上げられるポジティブのダンスが素晴らしい。
 L4U以前のわかむらPではなかなか実現が難しかったであろう
 Up正面3連発とかが効果的に使われていると、単純な見る専の野次馬根性的な意味で
 このPはどこまで進化するんだ!的な期待感が勝手に膨らんでしまう。
 08.エレクトロ・ワールドからの流れを汲んだ衣装がメドレー的で好き。

・10.Puppy Love
 09.セラミックガールに引き続きインターミッション的な雰囲気。
 某ロボキッスの時にも思ったが、通常ステージであることを逆説的に演出として
 動画に組み込む手法があるように思える。
 背景を抜いて合成したステージと、通常のステージを並列に考えて
 ただ適していたほうを選択しただけのような、そういうナチュラルな雰囲気に包まれている。
 オレンジ色の照明、市民ホールのステージ、それらが重なって
 アルバム「GAME」の最終トラックたるこの曲に、斜陽的な表情を与えている。

・11.Perfume
 またステージの跳躍。08.エレクトロ・ワールド~10.Puppy Love~この曲 は
 ライブハウス→市民ホール→野外ステージとあまりわかむらPのPerfume曲では
 使われないステージ選択でこの中盤を繋いでいる。
 今回はメドレーであり単一の動画ではないから、取れる振り幅が大きく
 こういう演出が出来たんだろうと思う。(またそれが必要だったとも思う)
 ここでも音弄りで衝撃を与えるメソッドが健在で、僕は同曲で好きな動画が
 2種類(/あえて2作という言い回しではなく)あるのだが、その2つとは別方向から
 Perfumeらしくではなく、わかむらPらしく動画を構築している。
 また11:15からの振りは、かなり細かくカットが割られていて
 もともとの振り付けを曲に合う長さになるまで上手く伸長させている。
 野外の明るさとあいまってかなり意識に残るパートだ。

・12.コンピュータードライビング
 このメドレーを1つのアルバム、単品でのうpをシングルと捉える構造がある。
 P自身のブログでもシングルカットという言葉が出てきていたり、かなり
 そのシステムは確固たる骨組みとして機能しているようだ。
 さて、現実のアルバムでもリリースされた後にシングルカットされる場合がある。
 願望を多分に込めてここに綴るがこの曲はそれだ。
 シングル的な服を着て主張している感が抑えられていない。
 このプロジェクトの中で主力的な方向性で動画全体が纏められていて、
 たとえば04.Baby cluising Loveのところに書いたようなPV風的な構造だったり
 03.チョコレイト・ディスコのような枠に幽閉されるアイドルと
 その中で躍動することの両面を立たせる作りだったり。
 メドレーの中の機能としては、終盤の始まりを告げるイントロを以って
 (2周目以降の視聴者に対して、だろうけど)ラストまでの視界を確保する感じ。
 その瞬間のサウンドはとても広くてしかも広がっていて、とても清清しい気持ちになる。
 Daステージを主に構成するシャイニースマイルの振り付けと
 TV画面のViステージを構成する朝ごはんの振り付けが対照的で、
 ここまで何度も繰り返されてきた演出だがその両面性がPの演出のすごいところだ。
 というか11:40~の千早と美希がまじで可愛すぎる。
 もしかしたら今までのわかむらPの動画の中の絵で一番可愛い画面かもしれない。
 基本的にPの作ではアイドルが視聴者に何かを投射することは少なくて、
 (その役目はわかむらP自身が負っていて、アイドルたちはその手段として機能している)
 だからこそこの長尺の動画の中で一層際立つんだろうな。
 何度でも言うがまじで可愛すぎる。

・13.スウィートドーナッツ
 ずっと加速を続けてきたメドレーの中での終点。
 前出の野外ステージの11.Perfumeに比べて夕日色が強く押し出されていて、
 宴の終わりが近いことを実感させられる。
 HEADアクセのシールは”お色直し”的な印象を抱かせてこのメドレーの
 興行的な確信を強く示しているのかな。
 アイドルマスターの映像技術がもっと発展してリアリティを増していたなら
 多分3人ともすごい汗だくになっていて、そういう重みを伝えていただろうと思う。
 そういうパートとして仕上がっている。
 15曲中で一番速いBPMのこの曲に合わせたようなスピード感溢れるカメラ割りで
 突っ走るようにここまでの13曲を纏め上げて次の14.マカロニに受け渡している。

・14.マカロニ
 そして実質ラストの曲、マカロニに繋がる。
 このパートが湛えている寂しさや何かの感情はこのメドレーに捧げられるものだ。
 終曲としてのこの空間に芯を通すだけの強さを持ったこの動画自体が愛おしいという感覚。
 それだけの体力をもったアイドルたちとわかむらPに対する礼賛に近い感情さえ起こる。
 掛け値なしのフィナーレ。
 固定カメラと通常のカメラを白いフェードで繋ぐ感じが気持ちいい。
 抜き画面やカット分けを駆使しているがダンス自体はずっと長回しで、
 多分その辺にステージとしてのリアリティが込められているんだろうなと思った。
 しかしこの白フェードの繋ぎ方は本当に絶品だ。
 カメラをカット(切る)ではなくて本当に繋ぐ感じでカメラを白画面の瞬間にぐわっと
 移動させているような感じで、本来ありえないようなカメラの動きを
 各々の脳内で擬似的に再生させているような感じ。
 すごくカメラが縦横無尽に動いてるような気がする。

・15.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
 これはアンコールというより僕の中ではエンドロール的な雰囲気を帯びていると思った。
 フィナーレが終わっても動画はもうちょっとだけ続く。
 それをいの一番にアナウンスしてくれるのが画面上のタイトル部分だ。
 そこのタイミングが気持ちよすぎてしかたない。しかもメイン画面は白一色。
 ミクロで細やかな演出にマメなPの、その中でもとびっきりの粋な演出。
 このRECYCLE2の為に再チューンされた色彩と画質のクリアさが
 これまでの曲たちと互いに結びついて締めている。
 僕が個人的に注目していてこの記事にも何度か出てきた走査線エフェクトが再登場する。
 駆けつけてきたように。
 そこで流れている曲も基本的な動画構成も(当たり前だが)わかむらPのPSPSなわけで、
 つまりはそこに融合するように溶け合っている演出になっているんだ。
 だからこのパートはエンドロール。
 仮にこの動画が1本のライブを編集したものだったとしてもこの15曲目は
 別の日に録ったやつでもアリになるような、そんな感じ。
 メドレーでありながら、この曲はほぼ単品そのままに丸ごと納められている。
 その長い尺に耐えられるような力を与えたのはきっと今までのPの作品を見てきた
 視聴者たちなんだろうなと、思った。

・++.
 ラストの題字。憎らしいほどに綺麗にすっきりと幕が下ろされる。
 作品全体をこうやってパッキングして、ブログでポスターまで作ってやっと完成なんだろうな。
 そういう手法を好む人なんだと強く思った。



・THE IDOLM@STER WAKAMURA RECYCLE VOL.02
 全体を通して上で書けなかった事をちらほらと。

 ポスターのセットリストを眺めていると、全体的に多くは2曲単位の進行をしていると思った。
 つまりはポリ・7th/チョコ・BcL/W2・TSPS/シティ・エレ/セラミック・Puppy/
 Perfume・ドライブ・ドーナッツ/マカロニ/PSPS という風に分けられる気がする。
 その度に雰囲気が塗り替えられて、17分のこの動画でも飽きがまったくこないように
 調整されているのかもと感じた。

 やはりPのこのユニットでは、3人が並列ではなく雪歩がかなりの比重で
 主役を掻っ攫っているんだな。だいたい2:1:1ぐらいのウェートの違いを感じた。

 (わかむらP)





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新しく彼女たちと道を歩む婿固め<マスヲホールド>です。
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