「メリー(Danceable)」




マスターピース。




4/13追記。
itachiPの苦悩と七転八倒の生ドキュメントがくらわんPのブログで好評公開中!
動画作者ならずとも見ておいて絶対損はないと思います。
ニコマスMADPVを見る視点が広がるかも。
http://blog.zaq.ne.jp/kurawan/article/5/

merry



いつかこんな動画がニコマスに降り注ぐと信じていた。
yotaPがラブリー☆えんじぇる!!を作った時のように、わかむらPがPSPSを作った時のように、
Die棟梁PがLibertangoを作った時のように、
orgonePがDr.FEELGOODや"LOVE"を作った時のように、
ぼねPがWILL YOU BE THEREを作った時のように、
アイドルマスターMADの核心と可能性の二つについて
この日間違いなくその二つの翼が大きく広がった。

もとより異なるステージを繋げる手法に聡い目を向け、(/
あるいは一人で舞台に上がる強さに熱い目を向けてきた(/)itachiPだ。
そして題材は「メリー」。
5人のアイドルの全員が"らしく"重なり合って一つになり僕たちに投げかける渾身の一曲だ。
目指すべき映像のイメージは素人の自分でもわかるくらいに
完全に、そして明確に定まったものだったのだろう。
しかし(当然ではあるが)出来上がったものはそんな自分の想像の遥か上空を羽撃いていた。
完成した動画を見ていると、メリーを作ることによってitachiPはアイドルへの理解と信頼を
ものすごい勢いで深めていったのではないだろうかと感じてしまう。
でなければこんな、全てのカット全ての拍に生命を吹き込むような動画は作れないだろう。
(それはまた2時間で製作したという2つのMADにも一端が見られる)

今回最も印象に残ったのがバランスについてだ。
もともと印象に残りにくい要素ではあるが、何十回と見ているうちにそう思うようになった。
キャラの顔が作る表情、体が作る表情、ダンスが作る表情、それとカット割が作る表情が、
曲と声で作られる表情の要求に呼応して広い意味でのシンクロを達成させている。

例えば54秒の真はCDで聴くと声質と音圧?がどうしても強く聞こえすぎる感じがあったが
映像の力強さと真の力強さで補填して調和を生み出してるし、
2:37の「ミラクル〜」と2:49の「月が薄れる」の声を出すためには
美希の変態(生物学用語的な意味で)が必要だったに違いない。
そういった部分の演出は、曲とキャラ双方への理解がないと気付く段にさえ立てず、
またステージの上で踊る姿を、その破壊力を信頼してアイドルに
"場を任せる"ことが出来ないとどうしてもお茶を濁したような演出になる事が多い。
その両方を持っていないといくら高級な機材と編集技術を持っていても到達できない領域だ。
(よくニコマス界隈で愛という不明瞭な基準が罷り通っているのは
 この辺に理由の一端があるんじゃないかと思う。)


キャラの割り当てについて。
実はこの動画の中では歌のパート割とカメラカットを合わせることにはあまり重視していなく、
一番大きな声をあげてるキャラがMidカメラの端で見切れていたりする。
上で書いていたバランスとも繋がる話だが、目立ち度的に最後尾にいるキャラが
他の4人を抜き、また最後尾になったキャラが〜〜という気持ちよさがあり、
全員がメインだという印象をさらに深く示している。
中でもサムネにもある千早のアップは、覚えてていいよのラストに立ち現れる
美希と春香に繋がれるバトンのような、動画全体を貫いて包み込む象徴的なカットだ。
5人ともの全員がそれぞれ自分らしく強くカッコよく歌い踊ってきた最後のシメとして
(アウトロが残ってはいるけど)これほどピタッとはまる映像もないだろう。

この作品は、5人のアイドルをこの上なく"活かした"動画だ。
活きているからこそこれだけ可愛く映るんじゃないだろうか。
それは多分アイマスMADPVの基本であり深奥だ。
そこの部分で、これほどに深くまで届けてくれたことが僕は嬉しい。
本当に嬉しい。(itachiP)


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その幻を言葉に直せたらいいな。


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