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「エレクトロ・ワールド」(双海リン)




もうすぐ 消える。 エレクトロ・ワールド


・僕達がどれほど入れ込もうが、ニコマスP達がどれほど魂を込めてMADを作ろうが、
 アイドル達は分解してしまえば0と1の並びでしかない存在だ。
 それは絶望的で、考えることも億劫になる、かつ圧倒的な事実だ。
 10人分の(データ的に考えて)キャラと、16曲分の歌と踊り、百数十個のアイテム、
 その組み合わせ。 素材として主に使われるのはこれだけだ。
 だから複製もやろうとする人が出ると(簡単に、とは言わないが)理論上は出来てしまう。
 完璧に、一分の狂いもなく。

・この作品と曲は、そういう側面を強く強く照らしていると思う。
 他でもない、照らしたことによりその存在すら霧散してしまいそうなアイドル自身がだ。
 彼女は自分が空疎なはりぼてに過ぎないと歌っている。
 勿論、「こんなげーむに まじになっちゃって どうするの」的な嘲笑や自虐では断じてない。
 自分の立ち位置を、絶望的で考えるのも億劫で圧倒的な距離を、そのままに受け入れて
 なお何かを伝えようと僕達に働きかけるのが彼女達だからだ。
 ハイコントラストな画面、小さな舞台、ソロのステージ、ポジティブのダンス
 そのどれもがそれぞれの方向から強調しているのは無人感だ。
 きっとスタッフもオーディエンスも(もしかするとプロデューサーまでもが)
 このMADの世界観の中には存在できないのだ。
 それでも彼女は歌い、踊る。
 理由は見る人間に委ねられるだろう。そんな設定はどこにもない。


・それとこの亜美には、モチーフとしてVOCALOIDの鏡音リンが被せられている。
 彼女もまた、上述したような運命を背負っている同類だ。
 同じように分解され、複製される構造の中から抜け出せない存在として、
 この悲しい世界の語り部として、これほど相応しいキャラクターはいないと思う。
 そういう設定やら構図を抜きにしても、単純に衣装デザインが素晴らしい。
 割とステロな萌え記号とSF的なサイバーな服の組み合わせは、
 ここでずっとテーマにしてきた切ない世界観にぴったりとはまっている。

・「笑ってる亜美が寂しそうに見える」というコメがあったが、
 それはきっと見ているその人の鏡としてそう写ったのだ。
 繰り返しになるが映像のソースとしては何一つ他のPVとは違わないのだから。
 (コメートさんP)



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新しく彼女たちと道を歩む婿固め<マスヲホールド>です。
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画像はマスロダから無断でお借りして候。

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